まるで自分の歯

最新技術の治療法とは

インプラントの技術は日々進化しています。
新しい技術の中には、より本数の少ないインプラントで、しっかりと人工歯をとめることができるようにするための方法というのもあります。

例えばオールオンフォーという方法がそうです。
従来ですと、インプラントは1本1本の歯に対して行わなければいけないものでした。
しかし、それでは治療をする歯が多ければ多いほど負担が増えていき大変な治療になっていました。
オールオンフォーを利用すれば、最小で4本のインプラントだけで上顎や下顎の多くの歯や全ての歯を支えることができるのです。

4本のインプラントだけでできるというのは非常に大きなメリットがあります。
まず第一に費用をぐっと抑えることができるので、これまでよりも多くの方がインプラントを受けられるようになります。
そして第二に切開をしたり骨に穴を開ける箇所が少ないので、出血や痛みが少なくてすみますし、術後の治りも速くなります。
そして最後に、手術時間もたくさんのインプラントを埋め込むよりも短時間ですむのです。

また、こうしたインプラント自体の技術もそうですが、それだけでなく治療計画を立てるための道具もとても進歩しています。
例えば、レントゲンやCTスキャンなどの映像を立体的に分かりやすく表示してくれて、よりイメージがつかみやすく計画が立てやすくなるようなタイプのものもあります。
これを上手に利用していけば、手術の際のリスクをより軽減することができます。

また、人工歯を作る機械の進歩というのも目覚しいものがあります。
こうしたインプラントにまつわる色々な技術の進歩があるため、私たちはより短期間でできてより経済的でより質の良い手術を受けることが可能になっています。

インプラントの治療が始まってから約40年が経過していますが、始まった当時とは比べ物にならないほどに様々な手法や素材や医療機器ができてきています。
こうした技術の進歩があって、私たちは安心してインプラントができるようになるわけです。
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